火 24 9月, 2024
“●ポートレートとは?
ポートレートとは、人をテーマにした写真のことです。人が写っていれば、どのような写真でもポートレートと呼べます。顔写真、全身写真のみならず、顔の一部や後ろ姿でもポートレートです。そんなポートレートの上手な撮り方について、ご紹介していきましょう。
〇カメラ設定はマニュアル
プロみたいな写真を撮るなら、特別な設定をしなければならないと思っている人も多いでしょう。しかしポートレートの場合、撮影モードはマニュアルでOKです。ISO感度もまた、オートにしましょう。
シャッタースピードは、適切な明るさになるよう確認しながら調整してください。シャッタースピードが速いと暗くなり、遅いと明るくなります。
〇ポートレートの編集
写真は、撮影のみならず編集も加えるとさらに良い仕上がりとなります。平凡な1枚でも、編集をちょっと加えただけでドラマチックな一枚に!また、写真の仕上がりは、意外と現実からかけ離れているものが多いです。ですので肉眼で見たままの写真を残したい場合も、編集は使えます。
〇ポートレートのレンズ
ポートレートの初心者ならば、焦点距離35mm~50mmの単焦点レンズがおすすめです。ちょうどいいくらいの範囲が撮影できますし、背景もボカせられて扱いやすいでしょう。初心者でも、上級者みたいな綺麗な写真が仕上がります。
●ポートレートが映えるポイント
〇自然光をうまく使う
プロのような綺麗なポートレートを撮りたいなら、人工的な光ではなく自然の光を利用しましょう。室内で電灯の下で撮ったポートレートは、素人感満載です。どこか、古臭さが漂うでしょう。室内で写真撮影したいなら、窓際など自然の光が入るところだと綺麗ですよ。
屋外で撮影の場合、太陽の光が重要。だからといってあまりにも晴天だと、それはそれでうまく撮影できないことは多いです。まぶしければ被写体も、しかめっ面に。ちょっと曇ってるとか、午後2時以降とか、夕方とか。少し日の光が落ち着いているタイミングの方が、ポートレートはうまく撮影できます。
〇1つのパターンにこだわらない
どうしてもとりたい形があるからと、1パターンだけの撮影ではもったいないです!頭で想像しているよりも、実際に撮影してみれば思っていたパターンと違う写真もまた、素晴らしい仕上がりだったりします。ですので、距離感やピントの位置、被写体の配置や明るさなど様々なパターンで撮影しましょう。モノクロで撮影したり、道具を使ったりするのもおすすめ。あらゆる撮り方をすれば、最も良いポートレートを残せるでしょう。
〇三分割構図で撮影する
写真の構図で初心者におすすめなのが、三分割構図です。画面を縦横に三分割し、それぞれの交わる点を意識して撮影する方法。交点に被写体や、アピールしたいものを配置しましょう。三分割構図を意識して撮影すれば、それだけでプロのように垢抜けた1枚が仕上がります。”