SDメモリカードにはサイズ・容量・スピードの違いで、さまざまなバリエーションがあるのは誰もがご存知でしょう。SDメモリカードには「SDスピードクラス」と「UHSスピードクラス」があり、いずれも動画撮影のように一定の速度でカードに書き込む際に必要な最低転送速度をわかりやすくマークで表した規格のことです。このマークには最低転送速度が数字で示されていて、この数字が大きいほど転送速度が速くなります。どの機器にどのカードを使用してよいかわからないときは、使用している機器のスピードクラスを確認した上で、そのスピードクラスに対応したカードを選ぶとよいでしょう。スピードクラスの表記以外にも、カードに記載している最大転送速度の数字もカード選びの参考になります。SDスピードクラスは、最低保証速度2MB/秒の「SDスピードクラス CLASS 2」から最低保証速度10MB/秒の「SDスピードクラス CLASS 10」まで4段階のクラスがあり、使用している機器によって必要とされる転送速度が異なってきます。例えば「SDスピードクラス CLASS 10」は、フルHD動画撮影にも適しているのです。UHSスピードクラスはUHS(Ultra High Speed)はSDHCメモリカード / SDXCメモリカードで利用できるUHSインターフェースのことで、対応機器で使用すれば高速のパフォーマンスが得られます。

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