Y!mobile自身にとっても、Android Oneの導入はメリットがあります。執行役員本部長 寺尾洋幸氏は「メーカー×バージョンだけある種類を、なんとかしたかった」と述べていて、それらをGoogleの純正UIという形で1つに集約することで、サポートコストの削減が可能になるのです。UIの種類を減らしていけば、スタッフのサポートもより的確になるので、そういった点からもユーザーのメリットになりそうです。ドコモはAndroid端末に共通UIを採用していますが、Y!mobileのAndroid Oneも、狙いは近いと言えます。一方で、自らがUIを開発し、ユーザーが選べる形にしたドコモに対し、Y!mobileは「1から10まで自前やると合わないので、人様の力をどう使うか」(寺尾氏)に主眼が置かれているのです。Android Oneに白羽の矢が立ったのは、そのためといえます。NexusシリーズのようなUIですが、シャープが製造を担当しているだけに、純粋なグローバル端末ではないというわけです。507SHは、こうした機能的な魅力と、「(実質価格で)1~2万円程度になる」(寺尾氏)という価格の手ごろさで、勝負をかけた端末といえるでしょう。

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